印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |



メディプライム株式会社 updated 2024-08-09

【健康経営】2020年7月健康レポート

ぐっすり眠って健康を維持しよう!

暑くて寝苦しい夏が近づいています。快適に眠るためにはどうしたらよいのでしょうか。今回は寝具に注目して、心地よい睡眠にいざなう寝具の素材やパジャマの選び方などのアイデアをご紹介します。


●<寝具選びのポイント> 熱を逃がし、通気性を確保すること!
最も重要なのは、敷布団やマットレスなど、体の下に敷くものです!
できるだけ通気性を確保し、保温性を下げることがポイント。肌に密着しない硬めの素材のほうが涼しく感じます。逆に、寝たときに体が沈み込んでしまうような軟らかい素材や低反発素材は、体にまとわりついて暑く感じてしまいます。

麻素材のシーツは、肌触りは硬めですが、保温性が低く、通気性・吸水性がよく速乾性もあるため、汗をかいても肌にまとわりつかず、暑さを和らげてくれます。
また、枕も同様、頭が沈み込むような軟らかい枕や低反発枕は、まとわりついて暑いため避けたほうがいいでしょう。そば殻や細かいビーズが入っているような硬めで通気性のある枕が夏向きだといえます。
各社、「冷感」「涼感」をうたった寝具を出していますので、そう云う商品を使用するのも効果的です。

●<パジャマ選びのポイント> 暑くてもパジャマは着よう!
パジャマは汗を吸い取ってくれるため、寝具の衛生面という観点でも着用したほうがよいでしょう。気温が下がってくる明け方の寝冷え防止にもなります。
汗をかいても肌にまとわりつきにくい、さらっとした風合いの生地が夏のパジャマに最適です。サッカー(しじら織り)、リップル、楊柳ちりめんなど、表面に凹凸のある生地がよいでしょう。

●環境を工夫しよう!
<寝る前に水分補給をしよう>
睡眠中は汗をかくので、体の水分が失われやすくなります。夏は失われる水分量が増えるので、寝ている間に熱中症や脱水症をおこす事もあります。寝る前にコップ一杯程度の水分を補給しておくと安心です。

<室温調整をしよう>
室温が29℃を超えると、寝具やパジャマの工夫だけで寝苦しさを解消するのは難しくなります。エアコンなどで室温を下げることを第一に、その上で夏用の寝具やパジャマの工夫を取り入れましょう。
一晩中エアコンを使っても問題ありません。逆に、エアコンをつけたり消したりするほうが、眠りが浅くなって体を十分に休めることができません。

出典:サワイ製薬 サワイ健康推進課